探偵による調査

ここでは探偵に調査が持ち込まれる案件の典型的なパターンについて紹介します。

皆さんは探偵の業務と聞くと、例えばテレビドラマやアニメ、それに推理小説で見るような、警察と一緒に刑事事件の解決に当たる、といったイメージを抱くのではないでしょうか。

ですが現実のところ、現在の日本の探偵はそうした仕事はあまり行なっていません。

では日本の探偵は、実際にはどんな業務を行っているのでしょうか。

探偵が調査するのは、実は素行調査、浮気調査、結婚調査、債務者探し、信用調査、家出人・尋ね人探し、ストーカー対策、過去調査等と言ったところです。

先に挙げたような警察に協力しての刑事事件捜査は殆どありません。

こうした現実世界の探偵の業務は、皆さんが今までに思い描いていた探偵のイメージと少しかけ離れていて、皆さんも少々がっかりするかもしれません。

ここでは実際の探偵の仕事ぶり、仕事の仕方を幾つか紹介していきます。

探偵がよく扱っている業務の中には、先に挙げた中にも含まれていたように取引先の信用調査があります。

探偵が依頼者からの依頼を受けて企業信用調査を行なうことによって、例えば支払い日が延びるといったトラブルを未然に回避することができます。

また探偵は企業の経営体質を調査します。

新規取引を開始しようとする取引先は勿論、既取引先に関しても定期的に経営状態を確認しています。

取引先を調査するにあたっては、その業績も企業を調査、判断する場合の一つの指標となりますが、それだけではなくその企業のバックボーン、或いはそこの経営者の人間性等も充分に把握しておけば、安心した取引を行わうことができるでしょう。

探偵の信用調査

探偵が依頼者の依頼を受けて行う取引先の信用調査は、表面上の聴き取り調査や、決算書等数字上の判断は勿論、相手企業の経営者の社会的責任感、及ぶ人間性まで掘り下げ、これらを基にした徹底した調査を行なうことが可能です。

探偵に調査を依頼する側としては、探偵による調査結果に基づいて取引を判断することができます。

また探偵の調査の対象は企業の取引先だけではありません。

近年、社員の不祥事によって会社の評判が落ちてしまう、といった事件が多くあります。

また、他人とのコミュニケーションも減り、自社員の性格や行動をうまく把握できていないという会社経営者は多いかと思います。

探偵は依頼者自身の会社の社員に関する調査、チェックも業務として行なっています。

下手をすると社員が会社に大きな損失を起こすことになりかねません。

以下探偵として実際に扱ったことのある事例を紹介します。

例えば会社の役員が女子社員に手を出し、批判の声が出ているが、本人がそれを認めずシラを切るので、証拠を押さえたいといったケースです。

或いは開発中のデータを持って独立しようとしている社員がいるので、誰と一緒にそれをやっているのかを知りたいというケースもありました。

また会社のお金が持ち出されているようなので、怪しいと思われる経理担当者の生活状況を確認したいといった依頼もありました。

このように皆さんが会社の経営者で、自分の会社の社員の状況について少しでも気になる、或いは疑いがある、といった状況があれば、探偵に依頼して調べてみてもいいのではないでしょうか。